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カズがいなければ何も動かず!? 横浜FC“J1復帰戦”もチームは負け…観客動員もさっぱり

 13年ぶりの復帰戦は散々だった。16日、Jリーグがルヴァン杯で開幕。今季からJ1に復帰した横浜FCはホームで広島に0-2で完敗した。古傷の右臀部痛を悪化させているFW三浦知良(52)はベンチ外。試合後は「この日にきちんと合わせるつもりだった」とぶ然とした表情だった。

 この一戦に協会幹部も大いなる期待をかけていた。Jリーグの村井満チェアマン(60)は全8試合ある中、あえてこの一戦を視察。代表強化のトップでもある関塚隆技術委員長(59)も急きょ試合途中にやってきた。

 ところがカズばかりでなく、MF中村俊輔(41)、MF松井大輔(38)の『W杯経験組』もベンチ外。下平隆宏監督(48)は「現時点でのわれわれのベストメンバーです」と胸を張ったが、スタメン11人中半分以上の6人が新戦力。「広島は技術がある。これも経験だけど…。うちもやりたいことはできませんでしたね」というカズの言葉がすべてだった。

 カズがベンチ外では観客動員もさっぱり。全8試合で横浜FCの試合が断トツ最下位の4287人。川崎-清水戦(等々力)の1万7057人、浦和-仙台戦(埼スタ)の1万9589人に、大きく水をあけられた。

 本拠地のニッパツ三ツ沢は、カズが横浜市長に「サポータが雨で濡れてしまう。屋根をつけてください」というリクエストをしたばかり。総工費10億円以上かかる屋根の拡張工事が可能がどうかの調査が始まっている。しかし「横浜FCがJ2に落ちてしまったら勢いがしぼむでしょうね」(横浜市関係者)というのは当然の流れだ。

 J1開幕イベント(14日)では心配される故障について「(23日開幕戦の)神戸に行く新幹線に乗りたいね」と話していたが「焦っても仕方がないので…。今日の感じではどうかな…」と長期離脱も示唆。生涯現役を貫くキングの大ピンチだ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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