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【江尻良文の快説・怪説】長嶋茂雄さん、84歳の誕生日 “盟友”相次ぎ旅立つも…期待される「100歳時代」の活躍 (1/3ページ)

 2月20日は、波乱万丈で迎えた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督84歳の誕生日だ。デビュー戦でプロ野球の厳しさを知らされ、巨人移籍後は前人未到の400勝達成を抱き合って感涙した金田正一氏が、昨年10月に86歳で死去。次いで現役、監督時代も戦ったライバルの野村克也氏が、後を追うかのように84歳で2月11日に突然の訃報。まだまだ元気でいてもらいたい長嶋氏には人生100歳時代の活躍が期待されている。(江尻良文)

 野村氏の訃報に一番ショック受けているのが長嶋氏だろう。それも無理はない。

 「テレビのニュースで(ノムさんの)訃報を知った。一瞬、言葉を失った。ノムさんとは3週間前に行われた金田さんのお別れの会で顔を合わせたばかりだったから」

 しかも、その席で車いすに乗った野村氏から「おい、頑張っているか。オレはまだ生きているぞ。まだまだ頑張るぞ」と声を掛けられた長嶋氏。「お互い頑張ろう」と応えたばかりだというのだから。

 2018年2月に宮崎で開催された巨人対ホークスOB戦では、「奥さんのこともあったからね」と広いサンマリンスタジアムの一塁側から三塁側ロッカーまで足を運び、野村氏を激励するサプライズ。前年末に夫人の沙知代さんが亡くなり気落ちしている野村氏を元気づけたこともあった。

 が、脳梗塞、胆石との闘病などでこれまで何度も奇跡を起こしてきたミスタープロ野球。ネバーギブアップは座右の銘でもある。金田氏、野村氏の分まで長生きしてほしいと、誰もが切望しているだろう。

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