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渋野日向子“五輪代表”争いにも影響? 女子ツアー史上初「全日無観客開催」へ 沖縄初見参で2万人ギャラリー想定…主催者は苦渋の決断 (1/2ページ)

 国内女子ゴルフの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月5~8日、沖縄・琉球GC)が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、無観客で開催されることが19日、発表された。渋野日向子(21)の沖縄初見参とあって、多くのギャラリー来場が予想されていただけに、主催者としても苦渋の決断。東京五輪代表争いの影響も考慮し、中止にはせず、無観客で実施することになった。

 米女子ゴルフは、渋野が出場予定だった今週の「ホンダLPGA」(タイ)、来週の「HSBC女子世界選手権」(シンガポール)が中止。国内女子では昨年10月のスタンレーレディス最終日が台風接近のため無観客試合となったが、全日は女子ツアー史上初となる。

 体育館やドーム球場のように密閉された空間と違い、ゴルフ場はとてつもなく広い。リスクは少ないといえるが、日本女子ゴルフ協会は「屋外ですけど、ゴルフは選手とギャラリーの距離が近い。イベントとして、リスクのあることは避けたい。いろんな状況を参考にしました」と説明した。

 では、なぜ中止ではないのか。主催のダイキン工業からは「中止も視野に入れていましたが、五輪も控えているので、この大会は大事な位置づけになります」と核心を突く発言が飛び出した。

 各国世界ランキング上位2人に与えられる東京五輪代表は6月末に決まるが、2枠目を巡り12位の渋野、15位の鈴木愛が大激戦。15位以内に入れば、最大4人まで出場できるため、1試合でも多く出場し、世界ランクのポイントを加算したいところだ。ダイキンが中止となれば、最後の最後でポイントが足りないという事態も予想されるため、無観客試合が落としどころだった。

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