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【編集局から】もうあの名調子を聞くことができない… 文化放送のエースアナウンサーだった松島茂さん

 文化放送のエースアナウンサーだった松島茂さんが23日、47歳の若さで亡くなり、27日に埼玉・川口で営まれた通夜に参列しました。

 西武から米大リーグ・レッズに移籍した、秋山翔吾選手のオープン戦初安打記念球が供えられていたのは、彼がいかに慕われているかを表しているでしょう。

 記者とは1994年入社の同期で同学年。私は学生時代にアルバイトをしていた文化放送のアナウンサーになりたかったのですが、早々に落選。後に松島アナの実況を聞いて、テンポや解説者の話を引き出す抜群の話術に、「こんなすごい人に勝てるわけないよな」と脱帽しました。

 一度だけ同局で“共演”した際に、「うまいね。よかったよ」と驚いたような表情で褒めてもらったのを思い出します。昨年、西武がリーグ優勝した後の祝勝会場で、「初めて胴上げの実況をしたんだよ」とうれしそうに話していたことが忘れられません。

 私にとっては近年で一番ショックな出来事。あの名調子を聞くことができないのは、残念だし悔しい。あなたは間違いなく日本一のアナウンサーでした。(運動部・塚沢健太郎)