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【江尻良文の快説・怪説】コロナ対策…高野連&NPB&Jリーグ、本音は「先陣切りたくない」!?

 19日開幕の選抜大会を無観客試合の前提で準備しながら、中止の可能性も残して11日の臨時運営委員会に最終結論を先送りした高野連。9日には、日本野球機構(NPB)とJリーグが共同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」第2回に参加する。高野連&NPB&Jリーグのにらみ合い状態だ。

 Jリーグの再開予定が18日。センバツは19日、プロ野球は20日にそれぞれ開幕する予定だが、どこも可否の判断について先陣だけは切りたくないのが本音だ。

 NPBとJリーグの頼みの綱は、会議メンバーの感染症専門家チームの3氏による意見書。12日にも取りまとめてもらう予定が、高野連としてものどから手が出るほど欲しいものだろう。猛威を振るう新型コロナウイルスに対抗するには、専門家以上の切り札はない。

 ただ、センバツの方向性については、11日の臨時運営委員会で最終結論を出すことになっており、12日まで待てない。そこで第2回会議に出席し、専門家チームの意見を直接聞くのだろう。

 世間からの反発を恐れて、三者三様のにらみ合い。しかしスケジュールの関係上、高野連が先陣を切って「無観客試合」か「中止」の二者択一を迫られるのは避けられない。(江尻良文)

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