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【勝者のワザ】ザ・ホンダクラシック優勝 イム・ソンジェ 正確無比の源はテークバックの「最初の30センチ」 (1/2ページ)

 最終日の終盤15、17番とふたつのパー3でバーディーを奪ったイム・ソンジェが、ツアー初優勝を逆転で飾った。

 2016年に17歳の高校生プロとして日本ツアーでデビューしたので、その名前を覚えている人もいるだろう。16年シーズンはシード権を獲得し、17年にはマイナビABC選手権での2位はじめ9試合でトップ10入りを果たした。そのまま日本ツアーでの戦いを続ければ、初優勝は時間の問題といわれていたのだが…。

 イムは次のステップとしてアメリカのQTに挑戦し、下部ツアー(現コーンフェリーツアー)へと戦いの場を移していった。

 同ツアー1年目の18年に、いきなり最優秀選手となり、レギュラーツアーへの出場権をつかんだ。そして、ここでも1年目に新人賞を獲得、プレジデンツカップのインターナショナルウチームのメンバーにも選ばれ、タイガー・ウッズ率いる米国チームと戦った。2年目の19ー20年シーズン、ツアー50試合目でつかんだ初優勝であった。

 ザ・ホンダクラシックの舞台は、ジャックニクラウス設計で、終盤はベアトラップと呼ばれる池がらみの難しいホールが続く。その中で15、17番のバーディーは、ギャラリーの称賛を浴びた。

 15番はグリーン右サイド、17番は左サイドが池、しかも、どちらも池に近いところにピンが立っていた。イムは、怖がることなく、両ホールともピンを攻め、ぴたりとつけてガッツポーズを連発した。

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