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【江尻良文の快説・怪説】開幕延期で救われた!? ソフトバンクと巨人、日本シリーズ再戦へ追い風 (1/2ページ)

 12日、臨時の12球団代表者会議が行われ、具体的な開幕日などが検討された。4月10日ならまだ少し予備日があるが、ギリギリで4月24日開幕。その時は日本シリーズを11月いっぱいまで延ばす。いずれにしろ開幕延期で救われたのがソフトバンクと巨人だ。

 西武にリーグ連覇を許して2年連続2位からのクライマックスシリーズ(CS)下克上勝利で日本一も連覇したソフトバンク。今季こそ孫オーナーからの至上命令「リーグ優勝しての日本一」に応えなければならない。

 それなのに、当初の20日の開幕投手は東浜。大黒柱の千賀が自主トレ中に右ふくらはぎに張り、キャンプ初日から別メニュー。そのままコンディション不良で開幕投手から外れたのだ。

 それだけに、開幕が延期されたことはソフトバンクにとっては結果オーライもいいところ。絶対的なエースが復活すれば、チーム全体の士気が高まる。今季は孫オーナーだけでなく、王球団会長も「今年はウチもリーグ優勝して、もう1度巨人と日本シリーズをやりたい」と宣言している。

 昨年の日本シリーズで2000年のONシリーズに2勝4敗で負けた雪辱。しかも4連勝という快挙に、その瞬間は「言う事ない。最高だね」と素直に喜んだものの、冷静になってみれば、物足りない。

 「リーグ優勝同士の巨人に日本シリーズで勝ってこそ、本当のONシリーズの雪辱になる」という思いが募ってきたのだろう。対する巨人にとっても、開幕延期は結果的には追い風になる。無観客試合のオープン戦で、3分をはさんで7連敗中の最下位。

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