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【江尻良文の快説・怪説】巨人からの「V奪回」期待高まる広島の落とし穴とは (1/2ページ)

 即戦力ナンバーワン投手、新人王最有力候補と言われる広島ドラフト1位・森下(明大)が、初めてプロの洗礼。オープン戦最終戦のソフトバンク戦(15日=マツダスタジアム)で4回被安打7、5失点。この森下の本拠地KOは、V奪回を期す佐々岡広島の思わぬ落とし穴を暗示している。

 この日まではオープン戦3試合に登板して通算被安打6、2失点と期待通りの結果を出していた森下。両リーグ1強と言われる3年連続日本一のソフトバンクにプロの洗礼を受けたで済めばいい。それも勉強だからだ。

 が、打倒・巨人でV奪回を宣言している新生・佐々岡広島の意外な落とし穴の危険性もある。新型コロナウイルス伝染拡大のためにオープン戦は無観客試合だ。そうでなければ、この日の3年連続日本一・ソフトバンク相手の期待通りのドラフト1位・森下の登板でマツダスタジアムは大盛り上がりしたはずだ。

 ところが、今季のペナントレースは3・20開幕が延期され、最短4・10、最長で4・24開幕。そして、同時にこれまでのスタンドでの熱狂的応援自粛が打ち出されている。

 その影響をモロに受けるのは甲子園のトラ党と勘違いしそうだが、一番ダメージを受けるのがマツダスタジアムの赤ヘル党だ。リーグ3連覇の後に昨季、まさかの4年ぶりのBクラス転落4位。 それでも5年ぶりのV奪回を果たした巨人には14勝10敗1分と5年連続勝ち越している。その原動力は、カープ女子にも象徴されるマツダスタジアムでの赤ヘル党の熱狂的な応援にある。リーグ3連覇の際には、赤ヘルナインは異口同音にこう認めている。

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