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【江尻良文の快説・怪説】「三冠王に一番近い男」ソフトバンク・柳田の豹変ぶり メジャー断念で吹っ切れた?

 23日にNPB、Jリーグ共同の「第3回新型コロナウイルス伝染対策協議会」と12球団臨時代表者会議が行われる。最短4月10日、最長で4月24日の開幕日が決定するが、ファンにとって、もう一つ朗報がある。

 ダイエー最終年の2004年に松中が獲得して以来、誕生していない三冠王。それが、16年ぶりに達成の期待が膨らむ。「三冠王に一番近い男」と言われる、松中以来の異例の7年契約をしたソフトバンク・柳田の豹変ぶりだ。

 昨季、故障に泣かされ続けた主砲は、わずか38試合に出場しただけ。が、メジャーリーグへの流出を恐れる球団側が松中以来という超異例の7年契約を提示。柳田はメジャー行きを封印し、生涯ホークスを宣言した。

 OBたちは柳田の姿を異口同音に、こう大絶賛する。

 「柳田はプレーヤーとしても人間的にも一皮むけた。キャンプを見て驚いたよ。野球に取り組む姿勢、我々に接する対応にしても全く別人のようだ。メジャー行きを断念したことで、いろいろなことが吹っ切れたのだろう。今年は大きな期待ができるよ。大活躍間違いない」

 柳田の「大活躍」とは三冠王しかない。恩師の王球団会長もこう明言していた。「柳田の場合は三冠王ではなく、盗塁王も含めた史上初の四冠王も可能だろう」と。

 が、現実は一昨年、首位打者を獲得しただけ。世界の王は、巨人時代に2度の三冠王を獲得しているが、期待通りに史上初の四冠王に輝けば、最高の恩返しになる。

 新時代の令和2年の今季、愛弟子の四冠王で3年ぶりのリーグ制覇、その上で巨人相手に日本シリーズ連覇して文句のつけようのない、V9巨人以来の4年連続日本一の快挙達成。こうなれば、平成に続き、令和もソフトバンクが新球界盟主の座を確保の道が開ける。(江尻良文)

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