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【江尻良文の快説・怪説】開幕延期で見通せない今シーズンの行方… 改めて問われる「監督の危機管理能力」 (2/2ページ)

 ペナントレースでは2年連続優勝の西武・辻監督に軍配が上がっているが、クライマックスシリーズになると一変。ソフトバンク・工藤監督が2位からの下克上日本シリーズ連覇。が、今季は孫オーナーだけでなく、王球団会長からも「ウチもリーグ優勝して巨人と日本シリーズをやりたい」と大号令がかけられている。

 同じ細かい森野球の門下生の西武・辻監督とソフトバンク・工藤監督だが、辻監督には中日でもオレ流の落合監督の下で二軍監督を務めるなどのキャリアがある。そして、落合監督は球界大先輩の森野球を心酔している関係にある。

 「本当にすごいチーム。3チームできる」とは、ソフトバンクに復帰した球団会長付きの城島アドバイザー。が、短期決戦のCSでなく、長いペナントレースでの辻西武と工藤ソフトバンクの優勝争いとなると別。落合&森両監督に師事していた辻監督に一日の長があり、軍配が上がるのは当然か。

 が、今季は新型コロナウイルス伝染拡大防止のために無観客試合のオープン戦、延期された開幕戦という異例の事態。改めてより危機管理能力が問われる。ソフトバンク・工藤監督と西武・辻監督の3度目の対決がより面白くなる。(江尻良文)

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