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【江尻良文の快説・怪説】コロナ禍の余波ここにも… 王貞治氏「16球団制プラン」も振り出しに

 23日に都内で行われる第4回新型コロナウイルス対策協議会、12球団代表者会議で、延期されていたプロ野球の開幕日がようやく決まる見込み。だが、コロナ禍の最大余波は別にある。

 「プロ野球界だけではない。プロを目指すアマ球界にも、野球離れが深刻視されている子供たちにとっても、大きなプラスをもたらすものだ」

 ソフトバンク・王貞治球団会長(79)が提案した、「4球団拡張して、12球団から16球団制へ」という球界改革案に、球界OBたちは拍手喝采を送っていた。

 だが、折からの新型コロナの世界的な感染拡大の影響をもろに受けて、世界の王の16球団制プランはすっかりかすんでしまった。球界OBたちは「せっかく王さんが、根本的な日本球界の改革案を打ち出してくれたのに…」と嘆くのだ。

 もちろん、最初から簡単に進展するような球団拡張問題ではないものの、一度とん挫してしまうと、再び機運を高めるのは至難の業だろう。深刻な嘆きもよくわかる。

 それにしても、世界の王もまさか世界的なウイルス流行の前に、自らの画期的な日本球界改革案が影響を受けるとは思いもしなかっただろう。(江尻良文)

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