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碧山、先場所のノーマークV再現あるか!? 横綱・白鵬と並び優勝争い

 ■大相撲春場所11日目(18日)=エディオンアリーナ大阪

 先場所のノーマークVの再現となるのか。ブルガリア出身で西前頭13枚目の碧山(33)=春日野=が、新入幕の琴ノ若を突き出しで下し10勝目。横綱白鵬と並び、優勝争いのトップに立っている。

 無観客のシーンとした静寂の中で行われている異例の場所。力士からは「稽古場に近い雰囲気だから、稽古場で強い人が勝つんじゃないですか」との声が序盤から上がっていた。角界には、稽古場ではまるで力を抜いているかのように勝てないのに、本場所では力を発揮する力士がいる。その逆のタイプもしかりだ。

 碧山も9日目(16日)に勝ち越しインタビューを受けた際、「稽古場で強いと言われていますが、稽古場どおりの相撲を取れているんじゃないですか?」と聞かれて、「たぶん取れていると思います。1日1日、自分の相撲を取ることを考えています」と答えている。

 先場所は徳勝龍が14勝1敗で幕尻優勝。ただ、最終盤まで上位戦が組まれず、境川審判部長代理(元小結両国)が「今後はこういうのを教訓にしなければいけない」と課題に挙げていた。

 ところが、碧山も今場所はまだ白鵬と対戦していない。過去の対戦成績は1勝21敗で、唯一の白星は不戦勝。天敵とぶつからないまま優勝となれば、いよいよ大問題になるのは間違いない。審判部の決断が注目される。

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