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炎鵬、番付運に泣かされる 5場所ぶり負け越し 大相撲春場所

 ■大相撲春場所12日目(19日)=エディオンアリーナ大阪

 初の上位陣との総当たりとなった東前頭4枚目の炎鵬(25)=宮城野=が8敗目(4勝)を喫し、5場所ぶりの負け越しが決まった。

 小結の北勝富士の懐に潜り込みもろ差しに持ち込んだものの、カンヌキの体勢で固められ、きめ倒しで土俵にたたきつけられた。

 新入幕の昨年名古屋場所から4場所連続勝ち越しを続けていたが、新入幕だった昨年夏場所(7勝8敗)以来の負け越し。「これが今の自分の実力。まだ終わったわけじゃない。残り3日、自分の相撲を取りたい」と前を向いた。

 なぜか番付運には恵まれない。番付は8勝7敗なら1つ、10勝5敗なら5つと、勝ち越した数だけ上がるのが目安。それでも“上がり優先”とされ、8勝でも数枚上がることが多い。

 ところが炎鵬は、西6枚目の昨年九州場所で8勝しても、初場所では西5枚目に1枚上がっただけ。これには同部屋の横綱の白鵬も、「もっと上がるかと思いましたね」と番付表を眺めながら首をかしげたほどだった。

 初場所でも8勝したのに、今場所はまたも1枚上がっただけの東4枚目止まり。番付運がよければ、2場所連続8勝でも三役に上がることさえあるだけに、運に見放されていると思うしかない。

 来場所で大きく番付を下げられないためにも、ここで踏みとどまりたいところだ。

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