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IOCバッハ会長変心!? 「違うシナリオ検討している」秋五輪が急浮上 中止は否定 (1/2ページ)

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、方向修正してきた。新型コロナウイルスのパンデミックを受けた現状でも、予定通りの開催を目指してきた東京五輪(=開会式7月24日)について、「もちろん違うシナリオは検討している」といい、通常開催以外の可能性に言及したのだ。IOCに強い影響力を持つ米国水泳連盟や世界陸連も「1年延期」「今秋への延期」について言及を始めた。

 バッハ氏はこれまで延期や中止を一貫して否定してきたが、米ニューヨーク・タイムズ紙の最新インタビューでは、トーンが変わった。

 世界全体の感染者が25万人以上となり、死者も1万人を超えるなか、日本で事態が沈静化しても、世界の選手や観客は来られない可能性が高い。バッハ氏は冒頭のように語り、続けた。

 「(先行きを見通せない状況に)われわれも危機の影響を受けている」「中止は議題にない」「大会の成功を約束する」

 こうしたなか、米国水泳連盟は、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)に東京五輪について「1年間の延期」を働き掛けるよう要請した。AP通信が20日報じた。

 また、2012年ロンドン五輪の組織委員会会長を務めたセバスチャン・コー世界陸連会長は19日、東京五輪を9月か10月に延期することは可能だと発言した。大会中止を検討するのは時期尚早だとも述べた。英メディアの取材に答えた。