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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンクV奪回へ視界良好! 世界の王&バレンティンの“新最強師弟コンビ”で苦手ロッテ粉砕

 22日のロッテとの練習試合(ペイペイドーム)で、ソフトバンクに新加入のバレンティンが2戦連発。シーズン60本塁打の日本記録保持者と世界の王は最強タッグだ。

 「(昨季のことは)ここにいなかったから知らない」「自分にできることをしっかりやって、期待に応えたい」。ヤクルト時代は手抜きの常習犯だったバレンティンが豹変。尊敬する世界の王、ソフトバンク・王球団会長との新師弟関係で、別人に生まれ変わった。

 「何しろ一発は魅力があるからね。バレンティンは本当に楽しみだよ」と、大歓迎していた王球団会長も大喜びだ。

 オープン戦は勝手知ったるセ・リーグ球団との対戦が多く、打率3割5分、10打点とアピール。パ・リーグの投手相手でも好結果を出している。

 しかも、相性の悪いロッテキラーとなってくれているのだから、万々歳だろう。これでロッテからは4戦3発。昨季8勝17敗と大苦戦し、2年連続V逸の元凶となったロッテの新キラー誕生だ。

 ヤクルト時代の2013年、王球団会長のシーズン55本塁打の日本記録を更新し、60本塁打の新記録を樹立。「尊敬する王さんと一諸に野球ができるのだから最高だ」と新師弟関係に狂喜していたが、有言実行している。キャンプから全力疾走、守備練習にも真面目に取り組んでいた“ニュー・バレンティン”に嘘偽りはなかった。

 あとはどこまで持続できるか。「その内、ヤクルト時代の素顔の手抜きが出るよ」という声もあるが、尊敬する世界の王がにらみをきかし、ポイント、ポイントで手綱を締めれば、そう簡単には元の木阿弥にはならないだろう。「デスパイネとグラシアルがいるのに、バレンティンまで獲ってどうするの?」という他球団の声は、やっかみにしか聞こえない。(江尻良文)

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