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やっぱり日本人びいき!? 1勝少ないけど…朝乃山“大関当確”

 関脇朝乃山は大関貴景勝を押し倒しで破り11勝目。直近3場所は三役で合計32勝となり、大関取りの目安の33勝に1つ届かなかったものの、昇進は決定的となった。

 夕刊フジは春場所番付発表(2月23日)の際に「32勝でも昇進の可能性大」と報じたが、ズバリ的中の展開だ。記事では稀勢の里、豪栄道も32勝で昇進するなど日本人力士のハードルは下がる傾向がある上、38年ぶりに大関が貴景勝1人しかいない寂しい番付も追い風となると指摘していた。

 13日目に白鵬、14日目に鶴竜と両横綱に敗れたのはマイナスポイントのはず。本人も「自分の中では(14日目に)4敗した時点で、大関はないと思っていた」。ところが尾車事業部長は「いま一番安定した力が出せる力士。15日間を通して、変化や引きがない。全部踏み込んで前に出ている。いまどき珍しい正攻法の一直線で、見ていて清々しい」とべた褒め。協会ナンバー2が“上げる気満々”では、昇進問題を預かる審判部も見送りというわけにはいくまい。

 周囲の“当確”ムードにも、本人は「実感はないです。千秋楽にもう一番あるので、来場所につなげようと思っていた」とまだ戸惑い気味。25日に臨時理事会が開催され、「大関朝乃山」が誕生する。

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