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【江尻良文の快説・怪説】「重大局面」と“藤浪ショック”のダブルパンチ…プロ野球開幕“再延期”の恐れ

 阪神・藤浪がプロ野球界で初めての新型コロナウイルス感染者となり、その余波が大いに不安視されている。当初予定から1カ月以上も遅い4月24日の開幕を目指している中で、再延期の恐れが出てきたからだ。

 東京都での感染者急増を受けて25日夜に小池都知事が「重大局面」を宣言した段階で、「4月24日の開幕は難しいのでは…」という声が高まっていた。そこへ一夜明けての“藤浪ショック”。検査の結果、陽性と判明したことで、「4・24開幕」への逆風はさらに強くなる。米大リーグ同様の5月開幕説がささやかれているのが現実だ。

 ただ、日本野球機構(NPB)や12球団にとって幸いなことに、7月開幕予定だった東京五輪の1年延期が決まり、5月開幕でも日程的に無理はなくなった。五輪開催中の公式戦休止期間(7月21日-8月13日)が撤廃になったからだ。

 このまま4月24日開幕を目指すのか、それとも5月以降に再延期か。4月3日に都内で新型コロナウイルス対策連絡会議、12球団代表者会議が行われ、最終結論が出される。会議の中核を担う感染症対策の専門家グループの3人が、選手から初の感染発覚を受けてどんな判断を下すのか。(江尻良文)

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