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【実況・小野塚康之 時代を超える名調子】消えたセンバツ出場校(1)「帯広農業」「白樺学園」 (2/5ページ)

 小野塚:1回の表、帯広農業の攻撃です。1番ショート千葉俊輔、右のバッターボックス。

 チーム打率4割を超える打線はじゃんけんに勝って先攻を取りました。浜風さん、攻撃力の特徴をどう見ますか?

 浜風:初回ですよ。秋の7試合のうち6試合で得点してますからね。千葉君は超積極的ですよ。

 小野塚:球審が右手を上げてプレーボール!マウンドのピッチャー第1球を投げました。打ちました。初球打ち!ツーレツ! ライナーセンター前、緑の芝生にワンバウンド、ヒット! ノーアウトランナー1塁! 試合開始のサイレンをBGMにクリーンヒット、やはり行きました千葉!

 浜風:この舞台で初球から自分のスイングができて素晴らしいですね。千葉君が出ると勢いづきますよ。…

 小野塚:2番黒神佑馬が送りバント、3番井村はフォアボール、4番前田愛都のヒットでワンアウト満塁の大チャンス、右のバッターボックスに5番の水上流暢登場です。打率6割6分7厘は参加選手中のトップタイ。19打点はチーム一の勝負強さ。173センチと小柄ですが腰・太腿辺りはがっちりしています。ピタッとトップの位置が決まっています。ピッチャーセットポジション、ランナーを見て第1球を投げました。打ちました。いい当たり! 左中間、レフトが、センターが追う、間を割る、長打コース! 3塁ランナーホームイン、2塁ランナーも帰って来る。水上は1塁を蹴る、3人目も3塁を回った! ボールはセンターから中継のショートへ、3人のランナーが躍るように生還! 走者一掃のタイムリーツーベースヒット! 帯広農業3点を先制しました。水上2塁ベース上で満面の笑み、右手をベンチに向って突きあげる!

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