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大相撲は夏場所2週間延期で開催にこだわるが… 両国はモロ“三密”状態 (1/2ページ)

 日本相撲協会は3日、両国国技館で臨時理事会を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大相撲夏場所(5月10日初日・両国国技館)を2週間延期することを決めた。

 初日を5月24日、千秋楽を6月7日に変更。3月の春場所は多くのスポーツが延期、中止する中、「大相撲は神事」とし無観客で強行したが、さらに状況が悪くなっている今回も、開催に強いこだわりをみせた。

 会見で八角理事長(元横綱北勝海)は「通常開催を目指しながら縮小しての開催、無観客開催、中止を含め、あらゆる角度から柔軟な姿勢で検討を重ね、再び変更する可能性もある」と説明。

 非常事態宣言を出された場合についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「その時点の理事会で、どういう方向性にするかを決める。今の時点では中止とはいえないが、そういうこともありえる」と諦めない姿勢をみせた。一方で、協会幹部からは「状況は悪くなる一方。相撲だけやりますというわけにもいかない」という声も出ている。

 理事会後の師匠会では「基本的対処法で、換気の悪い密閉空間。密集場所。互いに手を伸ばして届く距離の会話や発言の密接場面は、非常に危険と再度確認した」(芝田山部長)。いわゆる“三密”を避けることを通達したが、となると東京場所は、専門家からゴーサインが出ることはありえない。

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