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【江尻良文の快説・怪説】12球団とNPBの“ピンボケ”対応 選手の要求と大きなズレ… 緊急事態宣言8球団直撃で開幕問題再燃も (2/2ページ)

 東京=巨人とヤクルト、神奈川=DeNA、埼玉=西武、千葉=ロッテ、大阪=オリックス、兵庫=阪神。福岡=ソフトバンク。「緊急事態宣言」の対象にならなかったのは、北海道=日本ハム、宮城=楽天、愛知=中日、広島=広島の4球団だけだ。

 緊急事態宣言の期間は4月7日から、ゴールデンウイーク最後の5月6日まで。日本野球機構は「(今の状況では)簡単に開幕日は決められない。今月下旬から来月上旬までに検討して決めたい」と斉藤コミッショナーが明言。「5月末なら何とかなるのでは」という、新型コロナウイルス対策協議会の感染症専門家グループの上申書を受けての決断だった。

 が、滑り込みセーフになるかどうかまだ予断は許さない。選手会との不協和音の危機と同時に、開幕問題も再燃する可能性のダブルショックの恐れがついて回る。

 「プロ野球12球団の本拠地のうち、7地区、8球団が緊急事態宣言の対象にされるなんて、国民的スポーツと言われる偉大さの証明だ」と一笑に付すことは、さすがに誰もできないだろう。(江尻良文)

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