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相撲、早くも来週から“濃厚接触”稽古再開 芝田山部長「自粛はだいたい1週間ということ…」

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は14日、新型コロナウイルス感染力士が出たことで各部屋が自粛している本格的な稽古を、週明けにも再開する方針を明らかにした。

 日本相撲協会は専門家の意見を踏まえ、濃厚接触を避けるため、ぶつかり稽古や相撲を取る稽古の自粛を13日までに通達。力士は四股、すり足、テッポウなどの基礎運動で汗を流している。

 しかし、広くても10メートル四方の稽古場に、体の大きな力士が密集。プロ野球のように自主練習ではなく、時間差や、少人数に絞るという処置も取られていない。

 さらに芝田山部長は、本格的な稽古について「(自粛は)だいたい1週間ということ。月曜(20日)ぐらいから、それぞれの師匠の判断にはるのではないか」と早くも週明けから再開の見込みであると明かした。

 入院中の感染力士は22日までは隔離される。幕下以下は大部屋で集団生活をしているため、クラスターも危惧されるが、他に体調不良を訴える協会員は確認されていない。そもそも感染力士の所属部屋からは、何の連絡もなく、協会側からも「こちらからどうなっているか聞ける状況ではない」(芝田山部長)という。

 感染経路も「保健所は調べないようなことを前に聞いた。感染ルートを追えるところまで進んでないのではないか」(芝田山親方)と不明のまま。

 夏場所の開催を2週間延期し、5月24日を初日としたが、現段階では開催の可否を話し合う理事会を開く予定もない。

(塚沢健太郎)

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