【清水秀彦 そういうことだろ~】Jリーグが再開しても「週2試合」は大変だぞ 選手の故障は必須…監督の手腕が問われる (1/2ページ) 清水秀彦 そういうことだろ~
--再開はいつになるかわかりませんが、今季のJリーグが過密日程になるのが確実です
清水「オレが監督のときは、週2試合やるのは本当に大変だった。想定外のことしか起きなかったからね」
--Jリーグの草創期は週2試合、それも延長Vゴール方式でした
「まずは選手。必ず壊れるから。あとはアウェーへの移動だね。きっと再開したら、ナイターも増えるよな。そうすると試合をして、泊まって、翌日また試合なんて日程も出てくるだろうし」
--次から次へと試合がやってくる
「だろう~!!(苦笑) 選手も全試合でフルスロットルだったから」
--そうなると、監督がチームを使い分けて起用する、ターンオーバー制がポイントになる
「その通り。でも、これがなかなかズバッと替えられない。難題さ」
--どうしてですか
「主力選手は全試合、フル出場をしたがるもの。これは世界共通だろ? なぜなら、給料に大きく響くから。連中はケガで動けなくならない限り、どの試合も『俺は絶対、出られる』と思っているしね。出られなかったら『なんだ、あの監督の野郎』ということになる。そして負ければ、チームの雰囲気も悪くなるってわけさ」