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【清水秀彦 そういうことだろ~】Jクラブが“巨額赤字”にハマる2つのパターン (1/2ページ)

 --J1鳥栖が20億円以上の赤字を出しました

 清水「厳しいね。考えてもみてくれよ。どんなJ1クラブでも、選手やスタッフを合わせて100人前後だろ。会社でいえば中小企業さ。それが20億円の赤字を出したんだから」

 --どうしてこうなってしまうのか

 「クラブが赤字に陥るパターンは2つ。ひとつは鳥栖のパターンね。一発当ててやろうって人がオーナーになって、いい外国人をとってチームを強くしてやろうと勘違いしちゃう。よーく考えてみてよ、今のJリーグはスーパースターを1人連れてきたって、優勝できるほど甘くない。要するに、サッカーの素人が社長をやっている形さ」

 --鳥栖は2018年に推定8億円でスペイン代表FWフェルナンド・トーレスを獲得しました

 「鳥栖の社長は少々、調子に乗ってトーレスを連れてきたよね。でもさ、彼で勝つようなチームプランを一切やっていない。無理だって、そんなの。結局“トーレス効果”はほとんどなく、昨季途中に引退したよね」

 --もうひとつは

 「行政が入ってくるパターンだね。『Jリーグで町おこし!!』まではいいんだけど、すべてが行政主導でがんじがらめになっちゃうパターン。09年に10億円近い赤字を出した大分や仙台がこれ。行政から天下りで社長が来たりすると、もうメチャクチャ。チームが赤字になったら、税金からまかなって何とかなっちゃうイメージが定着しちゃってね。2つのパターンに共通しているのは、チームを強くするビジョンが一切ないこと!」

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