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相撲協会「テレビ会議?」の古典的世界 緊急事態宣言延長も…夏場所問題協議できず (1/2ページ)

 日本相撲協会は新型コロナウイルスに感染した高田川親方=元関脇安芸乃島=(53)と弟子の十両白鷹山(25)、しこ名と部屋名は非公表の幕下以下4力士が4月30日までに退院したことを発表した。

 高田川親方は4月23日、白鷹山は同24日から入院したと報告されており、わずか1週間で退院。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「何より長い期間にならなくて良かった。それぞれがいつ退院したかは分からない」と説明した。6人全員があまり例のない早期退院となった一方、4月10日に角界第1号で感染が明らかになった幕下力士は、回復傾向にあるものの依然入院中だ。

 多くのスポーツが5月の開催を断念する中、これまで「相撲は土俵際が大事。ギリギリまで諦めない」(芝田山部長)という姿勢は異彩を放ってきた。ただ、政府は5月6日までの緊急事態宣言を、1カ月程度延長する見通し。初日を2週間延期し、24日に変更した夏場所(両国国技館)は、いよいよ徳俵に足がかかった感がある。

 さすがに芝田山部長も「延長がどういうふうに出るか、慎重に考えていきたいと思う。われわれの社会も、世間に大きな影響を与える。しっかり見極めないといけない。6日以降どういった状況になるか。政府の要請に沿って対応していく」と厳しい現実を受け止めるに至った。

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