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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】私が対戦したすごい助っ人編 左足の技術ピカイチ!ドヤ顔にも風格 元アルゼンチン代表FW、ラモン・ディアス (1/2ページ)

 Jリーグ時代に私が対戦した助っ人で、味方で本当によかったと思う選手がいます。元アルゼンチン代表FWラモン・ディアス(60)です。

 横浜マリノスでJリーグ初代得点王。ヴェルディとの開幕戦でも決勝ゴールを決めました。このシーズンで決めた28ゴールは、どれも見事なものばかりでしたから。

 思い出します。来日が決まると、「えっ? あのディアスがマリノスに来るんだ」とチームメートの間でもざわつきました。そのキャリアを見ても、レジェンド中のレジェンドのひとり。主役を張れるだけの技術もありましたが、コンビを引き立てることもお手の物でした。アルゼンチンのユース代表時代にはマラドーナとコンビを組み、1986年から2季はイタリア1部・フィオレンティーナで、7歳年下のロベルト・バッジョともあうんの呼吸でしびれるプレーを連発しました。

 とにかく、左足の技術はピカイチ。常に左足でゴールを奪うことにこだわり、“自分の形”を持っていました。レフティーの選手については、よく右足を「杖のように使う」というようなことを言いますよね? でも、ディアスは違いました。

 右足も巧みに使って、自分の左足でシュートを打ちやすいところにボールを収める技術もすごかった。自分で止めて、自分で蹴る。そして、確実に点を獲ってくれる。チームとってこれ以上、頼りがいのあるストライカーはいませんから。

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