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【江尻良文の快説・怪説】「球界ご意見番」として欠かせない張本勲氏を支える王貞治と長嶋茂雄の“トロイカ体制” (1/2ページ)

 いまだにプロ野球が開幕しないので、注目度はさらにアップか。TBSテレビ系列「サンデーモーニング」の球界ご意見番・張本勲氏の核心を突いた発言は、プロ野球ファンは聞き逃せない。その仕掛人には巨人・長嶋茂雄終身名誉監督と、ソフトバンク・王貞治球団会長のビッグ2が控えている。

 10日のTBS系列「サンデーモーニング」の球界ご意見番・張本氏。すでに開幕した韓国プロ野球界への懸念表明と、日本球界への見通しの立った開幕要望だった。今回の世界的な新型コロナウイルス感染拡大を終始一貫、「国難。みんなで乗り切る必要がある」と、事あるごとに強調している張本氏。改めてこうアピールしたのだ。

 張本氏の後方支援をする最強コンビの1人、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督との関係は、いまだに時折不仲説が飛び交う。

 「3年契約の巨人で通算3000本安打を達成することができなかったために、“話が違う”と張本氏側はいまだに怒っている。金田氏が約束通りに巨人で400勝をしているだけに、なおさらだろう」

 就任1年に球団史上初の最下位という屈辱のワースト記録を樹立。長嶋監督は泥沼脱出へ、単純明快な補強策を選んだ。

 「オレが監督になったために、ONコンビからNがいなくなった。相手投手の攻めはOへの1本でいい。これじゃ、いくらワンちゃんでもたまらないだろう。王を復活させることのできる打者は、プロ同期生でもある張本以外にいない」

 こう明言した通りに張本を一本釣り。最下位から奇跡的なリーグ連覇を達成した。王は復活して本塁打王、打点王の2冠を2年連続で獲得。チームもリーグ連覇だ。

 ところが、「とりあえずリーグ連覇でいいのじゃないか」と球団首脳が言い出し、張本氏の巨人3年目がなくなったのだ。というのは、レフト・張本の拙守に対し、巨人投手陣から不満噴出。水面下で大騒動に発展していたのだ。

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