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昭和の名横綱・栃錦が国技館の無借金再建を“寄り切り” 相撲協会は足を向けては眠れない (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの影響で、今後の興行の見通しが立たない日本相撲協会。昭和の大横綱・栃錦(第五代春日野清隆理事長、1990年没)に足を向けては眠れない。

 夏場所は中止。さらに名古屋場所(7月19日初日)は会場を東京・両国国技館に変更し、無観客で開催。八角理事長(元横綱北勝海)は「大相撲をお見せできる日が先になってしまい、大変残念」とコメントした。

 10月の秋巡業も中止で入場料収入やNHKなどの放映権料、しめて25億円の収入が泡と消える。他のスポーツ団体なら、コロナショックで屋台骨がぐらつく流れだが、大相撲はビクともしない。

 今年の相撲協会の収支予算書によれば、正味財産期末残高(土地や預金などの総額から負債を差し引いたもの)が約378億円もある。協会幹部は「コロナで本場所が中止になっても、協会には多くの内部留保があるから大丈夫です」と自信たっぷり。いざとなれば、金融機関から巨額の融資も可能なのだ。

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