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プロ野球開幕日が設定できないネックは“超安全運転”の楽天 調整遅れは顕著、シーズンの試合数・開催地など多くの点で一致できず (1/3ページ)

 緊急事態宣言の解除が一部地域で検討されるなど、対新型コロナウイルス戦に光明が見えつつある中、日本野球機構(NPB)は11日に12球団臨時代表者会議をオンラインで開催したが、期待された開幕日の再設定には至らず。球界における出口戦略のネックとなっているのは、約1カ月半にも及ぶ“ロックダウン”が8日にようやく解けて球団施設の使用が解禁された楽天など、調整が進んでいない球団の存在だ。

 午前に行われた第7回の新型コロナウイルス対策連絡会議で、専門家チームの見解はシビアなものだった。「現状では開幕日を設定するには厳しい」との提言を受け、斉藤惇コミッショナー(80)は「来月の半ばから下旬のどこかで開幕を目指そうと、12球団で一致しております」としたものの、そのロードマップへの足並みはそろっていないのが現実だ。

 肝心の開幕日を始めとして、ペナントレースを始める上で必須項目となる調整目的のオープン戦の解禁日、シーズンの試合数、開催地など多くの点で一致できずにいる。

 セ・リーグ球団幹部は「最短で6月2日からオープン戦開始という案があったが、チームの活動再開が遅かった楽天とソフトバンクから『もう少し時間が必要』と反対が強かった」と明かす。

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