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【ゴルフ真剣勝負 the MATCH】青木瀬令奈 スイング分析編 エネルギー効率を考えパワーを引き出す (1/2ページ)

 153センチという小柄ながら、全身を使った思い切りのいいスイングが印象的な青木瀬令奈選手。17年にツアー優勝(ヨネックスレディス)を飾ったほか、15~19年は5年連続でシード入りを果たすなど、現在もツアーの中心選手として活躍しています。

 そんな彼女のスイングを見ると、身体への負担を極力抑えながらも効率良くパワーを引き出そうとしているのが分かります。

 まずテークバックで特徴的なのは、ヒップターンを大きくして、ターゲットに対してできるだけ身体を回転させていることです。

 ここで誤解をしないでほしいのは、身体をしっかり回転させることで捻転差をより大きくしようとしているわけではないということ。捻転に関しては、「腰は45度、肩は90度」といわれているように、人体の構造上、捻転差は45度前後が限界で、身体を大きく回したからといって捻れが大きくなるわけではないからです。

 青木選手の場合も腰を70度前後回し、肩は115度前後回すといったように捻転差は一般的な数値ですが、ターゲットに対しての回転量を増やし、トップからの回転スピード、遠心力、クラブの慣性を利用してヘッドを走らせています。

 その動きをわかりやすく表現すれば、バックスイングでは「右向け右」で右を向き、ダウンスイングでは「左向け左」で左を向く感じといえるでしょう。

 また、バックスイングに関しては、女性ならではの肩関節の柔らかさを利用して、クラブをアップライトに上げているのも彼女の特徴といえるでしょう。

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