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【ゴルフ真剣勝負 the MATCH】青木瀬令奈 スイング分析編 エネルギー効率を考えパワーを引き出す (2/2ページ)

 前傾角度は浅く、アドレス時はどちらかというと突っ立ったような構えなので、身体の回転は水平に近いフラット軌道なのですが、クラブもそれに合わせてフラットに振り上げるのではなく、ヘッドは直線的に、上に突き上げるように高く大きく上げています。

肩関節が柔らかい女子プロの中にはトップのとき、左腕が胸にピタッと付く形になる選手が多いのですが、青木選手の場合は、その柔らかさを利用してさらに高く振り上げる分、トップでは左の腕の付け根が口を隠すような形になるくらいです。

 そしてこのトップからの切り返しに始まり、ダウンスイング~フォロースルーが非常に素晴らしいのも青木選手の強み。先ほど「左向け左」といいましたが、それを実現するために、スムーズ、かつスピーディーに下半身を回転させ、インパクトでは左足に体重を乗せすぎず、ビハインド・ザ・ボールの形で大きく振り抜いています。

 決して飛ばし屋ではありませんが、自分の身体能力を最大限に生かしたスイングが、彼女の力の原動力になっていると言っても過言ではないでしょう。(解説:金谷多一郎)

 ■青木瀬令奈(あおき・せれな) 1993年2月8日、群馬県生まれ。7歳からゴルフを始め、関東ジュニアゴルフ選手権(女子15~17歳の部)、全国高等学校ゴルフ選手権 夏季大会などで優勝。2010年のゴルフ5レディスでは7位タイに入りローアマチュアに輝く。2011年プロ入り。15年、賞金ランキング27位で初のシード権獲得。以後、5年連続でシード入りを果たす。17年ヨネックスレディスで初優勝。20年は日本女子プロゴルフ協会プレーヤーズ委員会委員長を務める。

 ゴルフネットワーク『ゴルフ真剣勝負 the MATCH』は、プロ同士の直接対決をお届けする。5月は総集編の放送です。ガチバトルを制するのはどちらだ?! 視聴問い合わせ(電)0120・562・034

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