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【江尻良文の快説・怪説】前代未聞の迷走開幕も…「背広のON対決」第2Rをひたすら願う

 「今年はウチもリーグ優勝して、巨人と日本シリーズを絶対にやって勝つ」。こう高らかに宣言しているソフトバンク・王球団会長。昨年、2000年のON監督シリーズ以来19年ぶり、初の背広のON対決。しかも、4連勝という快挙だ。

 最高の結論に東京ドームのマウンド付近でナインを祝福。しばらくして三塁側へ戻ってきたので、「最高でしたね。それにしても4連勝とは」とは水を向けてみると至福の勝利宣言。

 「4連勝なんて最高。素晴らしい。いう事なしだよ」。時に見せる王流引き締めの欠片もなかった。

 ところが、翌日に「2年連続西武にリーグ優勝を許し、2位からの下克上日本シリーズを制しての3年連続日本一」とシビアな報道。

 そんな経緯もあっての「来年はウチもリーグ優勝して巨人と日本シリーズをやって勝つ。そして、V9巨人以来の4年連続日本一を達成する」という王球団会長の決意表明だ。

 ここまで言い切ったひたすら一直線。新型コロナウイルス汚染拡大に振り回されてきた日本プロ野球界だが、世界の王だけは別世界だ。

 3年ぶりのV奪回を果たし、巨人・長嶋終身名誉監督との背広のON決戦第2ラウンドが見られる。それをひたすら願っているだけだ。(江尻良文)

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