記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】コロナ禍にさらされるソフトバンク本社の経営危機… 救世主はやっぱり世界の王! (1/2ページ)

 ソフトバンク・王貞治球団会長が20日、80歳の誕生日を迎えた。コロナ禍の救世主は、世界の王のカリスマ性に託すしかない。

 この日はコロナの影響で夏の甲子園中止が決まり、「出場する学校、選手たちだけでなく日本国民の心のよりどころであった大会が中止となって、出場経験者としてこんなに寂しいことはありません」と球団を通じて談話を出した。

 球団の親会社、ソフトバンクグループもコロナの世界的な猛威にさらされ、2020年3月期連結決算で9615億円の赤字。だが、球団は完全な独立採算制だ。

 「孫オーナーがダイエーから球団を買収した際に言われたことはたった一つだけ。『球団で利益が上がった分は選手の年俸アップなど球団ですべて使ってほしい。球団の上がりを当てにするようケチなまねはしない』」

 そして王監督に対し、「取締役副社長 監督 兼ゼネラルマネジャー」という全権監督の肩書を与えた。監督時代に孫オーナーから怒られたのは一度だけという。

 「王さん、もっとお金をかけた補強をして、優勝してくれないと困ります」

 そんな孫オーナーへの思いやりも、王球団会長は黙って実行。「グラウンドでの優勝胴上げは、本業多忙な中、きてくれるオーナーだけ」「優勝パレードの先頭の車には監督とオーナーが乗る。球団会長は主力選手と2代目に同乗する」-。

 絶妙な息の合った孫オーナーと王球団会長のコンビに、現場ユニホーム組は「ウチは王球団会長がいてこそのチームですから」と堂々と明言。

関連ニュース