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巨人・大城卓三“開眼”の裏に珍特訓! 相川コーチと二人三脚

 原辰徳監督(61)直系の後輩が巨人の起爆剤となりそうな気配だ。3年目の大城卓三捕手(27)は、コーチと二人三脚の珍特訓で攻守に進化を続けている。

 3月から打撃好調の大型捕手は、5月31日の紅白戦(東京ドーム)=7回制=で特大の一発。約2カ月ぶりの実戦でも持ち味をアピールした。

 2軍選手主体の紅組の「4番・捕手」で先発した大城は4回、白組先発サンチェスが投じた147キロ直球を強振。右翼席中段まで運ぶ豪快弾を、「完璧にとらえることができた。ファーストストライクを積極的に振っていけた」と自賛した。

 東海大相模高-東海大の先輩でもある原監督は「最も大きく成長した」とうなずく。この日は守備面でも「サインや返球のテンポに気を付けて試合を進めた」と成長をアピール。田口、桜井、メルセデスをリードして、坂本、岡本ら主力中心の白組を無失点に封じた。

 3月の練習試合期間、相川バッテリーコーチと試合前に繰り返した珍特訓が生きている。バント練習用スペースで、ピッチングマシンの130キロほどのボールを捕球。その直前に打席の相川コーチが手元で出した「1」「3」などのサインを読み取る、というものだ。

 相川コーチは「周辺視野の練習です」と狙いを説明。「捕球のためにボールに集中しているだけではだめ。ボールと打者の動きを両方追えるようにならないといけない。始めは全然当てられなかったけど、だんだん見えてきている。打席でも野手の動きを見えれば、安打の確率は上がりますからね」と期待を込める。

 チーム待望の打てる捕手。今まさに“開眼”のときを迎えている。(片岡将)

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