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【清水満 SPORTS BAR】「自分を守ることで人を守ることにもなる」 “原語録”を胸に野球がある日常を (1/2ページ)

 先月25日、首都圏を含む8都道府県でコロナ禍における緊急事態宣言が解除された。人々の安堵と不安が交錯する中、世の中は動き出した。

 自宅近くにある公園でも封鎖が解かれた。子供たちがキャッチボールで遊び、サッカーボールを夢中に追いかけていた。ステイホームでなまった体!? を覚醒させるかのように、飛び跳ねる姿が楽しそうだった。

 スポーツ界も動き出した。1日にプロ野球の日程が正式に発表された。すでに6月19日“開幕”が決まっていたが、いよいよ現実である。

 3カ月遅れの開幕。ファンも心待ちにしていたが、監督、選手ら球界関係者にとって待ちに待った舞台である。

 プロなら開幕へ向け万全の“準備”!? 前日1日、巨人・原辰徳監督が球団公式インスタグラムのライブ配信で発した言葉が印象に残った。

 「(自粛中も)ずっと家にいました。ゴルフも大好きですけど、行きたいとも思わなかったですね。買い物であったり、家内が買ってきたものを手袋をして、買い物かごをもってました。自分を守ることで人を守ることにもなる。そういうことですよ」

 細心の注意を払っての自粛生活。最後のフレーズ、“自分を守ることで人を守ることにもなる”はいまや、誰もが知っている知識である。

 とはいえ、「知っている」「わかっている」と「実行する」ということは別である。知っていても“やらなきゃ”意味がない。誰もがつい忘れがちになったり、おろそかになりがちだが、「することが当たり前」であることを、原という男はさりげなく口にしていた。

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