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【俺の人生第二幕 コロナ激闘編】杜の都で食事と笑顔をファンに届ける 楽天初の日本一に貢献、デリバリーサービス業・枡田慎太郎氏  (1/3ページ)

 星野監督率いる楽天が球団史上初の日本一に輝いた2013年のメンバー、枡田慎太郎氏(32)は18年限りで現役引退。今年から本格的に歩み出したセカンドキャリアを、新型コロナウイルス禍が直撃した。飲食店のデリバリーで仙台の街を駆け回り、街のさまざまな声を聞きながら、今後の人生に対する指針が見えてきたという。 (取材構成・山戸英州)

 智弁学園高からそのままプロに入った(2005年高校生ドラフト4巡目)こともあり常々、外の世界を勉強したいと考えていました。引退直後の昨年は、大好きなゴルフのラウンドを中心にゆっくりとした日々を送ったり、ゴルフ用品店で接客業に初挑戦。今年2月にはバックパッカーで1人旅にも出かけました。

 現役時代に海外旅行の機会はなかなかなかったのですが、知人に「面白いから行ってごらん」と勧められたのがきっかけです。特に印象深かったのは、シンガポールの次に訪れたフィリピンとマレーシア。高層ビル群が立ち並ぶ傍らで、服さえ着ずに路上生活を送る子供が寝ている。世界の「貧富の差」を目の当たりにした瞬間でした。

 いま携わっている仕事は3つ。まずは地元・京都で知人が営むレンタカー店「Carbon-bonnet」の営業。主な取引先は保険会社や修理工場ですが、個人利用を増やす手伝いをしています。2つ目はマイナスイオン生成器「滝風イオンメディック」の販売代理店を、仙台市内に立ち上げました。

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