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球界の“コロナ震源地”阪神は一斉検査せず… 現場から「やってほしい」と切実な声

 選手3人の新型コロナウイルス感染者を出した阪神は、いまだチーム全体の抗体検査やPCR検査にはいたらず、現場から「早急な実施を!」との声が上がっている。

 巨人2選手のコロナ陽性判明から一夜明けた4日、グラウンドではこの話題で持ちきり。特に聞きなれない「微陽性」という言葉には、「うちがあの言葉を使ってたら、それこそ大騒動になったよ」「陽性、陰性の2つしかないのに、なぜ“第3の判定”が出てくるのか…」と複数のチーム関係者が激しく反応した。

 ソフトバンク、巨人が200人規模で実施したチーム全体の抗体検査に続き、この日は広島が19日の開幕までに1、2軍の選手とスタッフのPCR検査実施を検討していると表明。ところが、3月下旬に球界で真っ先にコロナ禍に見舞われた阪神の反応は鈍い。

 追随する動きが一向にないことに現場の不安は募るばかり。球団関係者は「開幕に向かって動き出した時期に、同じ野球界から感染者が出た衝撃は大きいですよ。おのおのが予防を最大限に講じているとは思うけど、いつ誰が感染するか本当に分からない。不安を少しでも消すには、チーム全体で定期的に検査を受けさせてもらうことが必須」と訴える。開幕まで2週間。虎戦士たちの切実な声は届くのか。 (山戸英州)

 

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