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「微陽性」は使用NG! 巨人のコロナ対応に感染症専門家が“医学的指導” 抗体陽性で試合出場もダメ (1/3ページ)

 球界の盟主に感染症の専門家チームから“医学的指導”だ。巨人2選手に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定が出た際、球団発表に登場した「微陽性」という表現について、生みの親とされた東北医科薬科大の賀来満夫特任教授が8日、「今後使わないで」とバッサリ否定。さらに、抗体検査で陽性を確認しながら2選手を試合に出した判断など、対コロナで球界の先導役を自任した「巨人モデル」に、次々と疑問符が突きつけられる事態となった。(片岡将)

 この日オンラインで行われた日本野球機構(NPB)とJリーグの第9回「新型コロナウイルス対策連絡会議」後の会見で、巨人の一連のコロナ陽性者の対応に関して、専門家チームが下した“○×判定”は次の通り。

 ■「微陽性」→×

 「球団から2選手の判定結果について聞くと、ウイルス量として大変、微量だった。私が『それは微量ですね。いわば微陽性という感じですね』と話したところ、それがプレスリリースの言葉になった。医学的には存在しない言葉。今後、使わないでいただきたい」

 専門家チームの座長を務める賀来氏は、困惑気味にこう釈明した。坂本勇人内野手(31)、大城卓三捕手(27)のPCR検査の結果について、巨人が報道発表で記した「微陽性」は医学用語ではないと強調した。

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