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渋野日向子、迫られる究極の選択 8週中6週間隔離も…米メジャーか国内メジャーか

 女子ゴルフの渋野日向子(21)が15日、初のリモート会見。コロナとも戦う前例のないシーズンだけに、8週のうち6週が隔離生活という強行プランも想定されている。

 目標としていた8月の東京五輪は1年延期で、11月の米ツアー予選会は中止。予定が大幅に狂うなか、来週25日開幕のアース・モンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)で、ようやく今季初戦に臨む。

 渋野は「久しぶりで、ちょっと緊張しています。どうやってプレーしとったかなと」と不安げで、目標も「予選通過で頑張ります」。青木翔コーチは「2月に100%に近い状態だったけど、1回落とした。仕上がりは正直20%。60%で入って、最終日に100に持っていきたい」と照準を合わせている。

 国内ツアーは開幕戦後の4試合も中止が決まり、渋野の次戦は昨年優勝した全英女子(8月20日からスコットランド)になる見込みだ。「ディフェンディング(女王)なので、頑張らなきゃですね」と出場に意欲をみせるが、英国入国後は2週間の自主隔離が必要。8月の頭には日本を発たなければならない。

 さらに、9月10日からは米メジャーのANAインスピレーション(カリフォルニア)と、国内メジャーの日本女子プロ(岡山・JFE瀬戸内海GC)がバッティング。大会の格では文句なくANAだが、女子プロは毎年開催地が変わるため、地元岡山では2度と行われない可能性もある。

 「かぶった時点で、ずっと考えていて。答えは出ていないけど、自分が引退してから『あのとき出ておけばよかった』と思わないような選択ができたらいい」とまで言うほど、渋野にとって重大な決断だ。

 もしもANAに出た場合は、英国-米国-日本と転戦するため、そのたびに隔離生活となり8週間のうち6週間の隔離生活を強いられるが、これはキツイ。究極の選択を迫られることになった。 (塚沢健太郎)

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