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広島ドラ1・森下、プロ初登板で7回無失点! 衝撃デビューに他球団は戦々恐々…

 広島のドラフト1位ルーキー、森下暢仁投手(22)=明大=が衝撃デビューを飾った。21日のDeNA戦(横浜)で初先発し、7回を投げ被安打4、8奪三振で無失点の好投。チームが9回に逆転され初勝利こそ逃したが、他球団は戦々恐々だ。

 「(森下は)自信にしてくれていい。勝ちを付けてやれなかったのは自分の責任」。佐々岡新監督は痛恨の采配ミスを反省した。7回104球で森下を下げ継投に入ったが、1点リードの9回に登板した新外国人のスコットが1死も取れず、4連打を浴びて悪夢の逆転サヨナラ負けを喫した。

 11年ぶりの開幕3連敗目前だったDeNAのラミレス監督は「しっかり戦略を持って臨んだが、森下がすごくよかった。エースになれるだけのポテンシャルを持っている。替えてくれてよかった」とニンマリ。それほど圧巻の内容だった。

 ネット裏で視察した他球団のスコアラーも「ここまですごいとは…。注目ルーキーのデビュー戦は、舞い上がってしまうことが多いのに。しっかり自分の球を操っていた」と舌を巻いた。

 改めて、広島のドラフト戦略はさすがと言うしかない。昨年のドラフト1位指名はロッテの佐々木朗希に4球団、ヤクルトの奥川恭伸に3球団が集中。他の4球団は将来性のある高校生野手を指名したが、広島はこれだけの即戦力投手の1本釣りにまんまと成功した。

 初登板初白星は目前で消えたが、森下は「まだ始まったばかり。次もこのような投球ができるように頑張りたい」と前向き。新人王の最有力候補に躍り出た。 (塚沢健太郎)

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