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【神谷光男 スポーツ随想】福岡堅樹、医師へのトライ! 「認定合格」でも文句なし (1/2ページ)

 昨年のラグビーW杯で日本中を熱狂させ、一躍スーパースターに上り詰めた日本代表の切り札、福岡堅樹(パナソニック)の人生の決断が大きな話題になった。

 福岡は7人制で来年の東京五輪出場を目指していたが、五輪が延期になったことで断念。かねて公表していた医師を目指し、医学部進学の道を優先することを決めた。

 「一度決めたことを貫きたく、どの選択が一番後悔しないかを考えて代表引退の決断に至った。自分の決心に揺らぐことはなかった」とオンラインでの会見で語った。

 内科医の祖父と歯科医の父を持ち、幼いころから医師を夢見ていたことは広く知られている。27歳という年齢を考えればぎりぎりの決断かもしれない。では、どの大学へ進むのか。

 医学部入学には一般入試のほか、筑波大情報学群を卒業した福岡には学士編入試験という選択肢もあり、「どの受験をどこでするか確実に決まっていない」。学士編入は全国28の国公立大で実施されているが、いずれも募集人員は少なくかなりの難関とか。私立の実施校は3校しかない。

 「一般入試で挑戦しても彼の学力なら合格できるだろうが、複数の私大が勧誘に動いているという話も聞く。爽やかで大学のイメージアップには申し分ない」と、あるラグビー関係者はいう。

 私立の医大や医学部入試といえば、東京医大では女子と3浪以上は得点操作で入りにくくしたり、日大医学部のように追加合格者を決める際、学部卒業生の師弟を優先させたりと、独特の不透明さもつきまとう。

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