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「実況まる聞こえ」中日・与田監督クレームに放送局“大反論” ビニールシート貼られ「言いがかりもいいところ」 (1/3ページ)

 無観客試合が影響したと思われる「クレーム」が波紋を広げている。21日のヤクルト対中日戦(神宮)の9回に中日・与田剛監督(54)が、放送ブースの実況アナウンサーの声がまる聞こえで、試合に支障をきたすと球審に抗議。その後、セ・リーグから各球場に対し注意喚起、対応策を講じる指示が出されたが、テレビ、ラジオ局にとっては死活問題といえる事態で、現場からも「あり得ない!」と大反論が飛び出している。(山戸英州)

 静寂が包む球場で大問題が起こった。6月19日の公式戦開幕以降、開催球場はスタンドが無人である以外、演出面はほぼ「通常モード」。だが、プレーがかかるとそうはいかない。ベンチからはヤジが聞こえ、外野手が落下点に入る際の掛け声も遠く離れた記者席で確認できるほどだ。

 この影響が中継局に直撃した。与田監督は「捕手がインコースに構えた」などの声が聞こえたと球審にクレーム。すぐさま対応が協議され、神宮では23日の阪神戦から、全放送ブースに透明のビニールシートがかぶせられ、端の部分は白地の養生テープで止められた。

 CSフジテレビONEで解説した若松勉氏(73)は「しゃべる方はシーンとしていて大変ですね」と実況アナウンサーに同情したが、中継局は従うしかない。近年は減ってきている“絶叫型”のアナウンサーは、キャラ変を余儀なくされることになる。

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