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【田所龍一 虎番疾風録 Vol.50】「強運」岡田くじ的中 79年ドラフト会議 (2/2ページ)

 堤のいう「ウチ」とは社会人野球チームの「プリンスホテル」。しかも1億円の支度金を出すという。当時、阪神が岡田へ支払った契約金は6000万円、年俸420万円(推定)。アマ野球では考えられない金額だ。ところが、岡田は「すみません。きっとボクは阪神に当たると思います。この手のくじ運はものすごく強いんですよ」と宣言したという。

 なんか根拠でもあったんか? と尋ねると「そんなもん、あるわけないやん」と大笑い。いやはや“大物”である。

 ■田所龍一(たどころ・りゅういち) 1956年生まれ。大阪芸大卒。サンケイスポーツに入社し、虎番として85年の阪神日本一などを取材。産経新聞(大阪)運動部長、京都総局長、中部総局長などを経て運動部編集委員。「虎番疾風録」のほか、阪神×南海の日本シリーズが繰り広げられた「東京五輪だけじゃない~昭和39年物語」も産経新聞(大阪発行版)に執筆中。

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