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【勝者のワザ】稲見萌寧 スイング軸をキープしながらアイアンショットを正確に放つコツ ダウンスイングで「右ひざの向き」を固定 (1/2ページ)

 プロテストをぎりぎりで通過、ツアー出場権がかかるQTは103位で2019年シーズンのツアー出場は極めて限定的でしかなかった。それが、稲見のプロ出発点だった。

 黄金世代の1学年下になる稲見は、シーズンが始まると、主催者推薦やマンデートーナメントで出場試合を懸命に戦った。リランキングが行われるまでの前期は7試合の出場機会があり、中京テレビ・ブリヂストンレディスの3位をはじめトップ10入り3回。リランキング14位に食い込み、後半戦の出場権も確保した。そして、7月のセンチュリー21レディスで念願の初優勝を飾った。

 稲見の戦いを支えたのは、グリーンを狙う正確なアイアンショットだった。パーオン率は78・2%。これは、部門別ランキングでトップの数字であった。今シーズンは、それを80%に高めることを目標のひとつとして掲げている。

 正確なアイアンショットを打ち出すために、稲見が意識しているのは、まずアドレスだという。

 「軸が正面から見て地面と垂直になるように。ボールを上げる意識が強くなると、軸が(自分から見て)右に傾いてしまいます。これ、プッシュアウトスライスやダフリ、引っ掛けの原因になります。ボールを真上から見られるように構えると、真っすぐな軸を作りやすいです」

 このアドレスだと、バックスイングでも体をワインドアップさせやすく、ボディー部の動きに腕、クラブの動きを同調させやすくなる。

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