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「隠れコロナ5人」7月場所本当に開催できるのか!? 八角理事長「稽古に専念できる環境整った」というが… (1/2ページ)

 7月場所(19日初日・両国国技館)は本当に開催できるのか。日本相撲協会は6日、5月下旬から6月中旬まで協会員891人を対象に実施した、新型コロナウイルス抗体検査の結果をようやく発表。5人が陽性だったことを明らかにした。

 5月13日に三段目の勝武士さんが亡くなり、高田川親方(元関脇安芸乃島)らが集団感染を起こした高田川部屋を除く、44部屋で行われた検査。陽性の5人は力士、親方、行司などの詳細は非公表ながら、うち4人はPCR検査で陰性となった。検査の承諾を得られなかった残り1人は、5月以前に感染して治癒したとの見解が示された。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「全員の陰性が確認できたことは意義がありました。7月場所へ向けて、稽古に専念できる環境が整いました」とコメントしたが、高田川以外の部屋で5人も陽性がいたのは驚きだ。集団生活の相撲部屋が、いかに感染リスクが高いかを証明したといっていい。

 横綱白鵬(35)=宮城野=は「(東京の感染者が)この頃また増えていっているのが怖いね」と不安いっぱい。両国の支度部屋は“3密”で、マスク着用が義務づけられる。土俵への集中にも支障が出そうだ。

 稽古再開の時期は各部屋師匠の判断だが、足並みはバラバラ。新大関朝乃山(26)=高砂=は「6月の始めから申し合いや、ぶつかり稽古を行っていた」が、幕下以下としか相撲を取っていないという。

 まだ出稽古は禁止のまま。白鵬は「うちの部屋は関取は2人小兵(炎鵬と石浦)ですからね。重さというのは…(ない)。普段であれば来週辺りは出稽古。今まで(経験が)ないからね。そのまま場所を迎えるのはちょっと想像できないね」と戸惑いを隠せない。

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