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【清水満 SPORTS BAR】“松坂世代”再び輝く! ソフトバンク・和田毅、今季初勝利の裏側 (1/2ページ)

 “存在するレジェンド”の躍動は、人の心を打つものである。ソフトバンク・和田毅投手(39)が先週末4日の日本ハム戦(札幌ドーム)で今季初勝利。日米通算136勝目である。

 140キロ前後のストレートにツーシーム。スライダー、カーブ、チェンジアップ…。剛球はないがキレがある。打者のタイミングをちょっとずらす独特の投球フォーム。“いぶし銀”が冴えた。

 8回途中3失点、92球の省エネ投法。「8回でバテてたら情けない。もっと練習します」という反省。老いても?“高み”を目指す姿がいい。

 メジャー移籍1年目の2012年、左肘の“トミー・ジョン手術”を受けたが、16年に日本復帰して15勝で最多勝。2年前に左肩痛に悩まされたが、昨年6月に復活。何度も危機を乗り越えた。今春2月、宮崎のキャンプ地で和田に会った。

 「今年は調子はいいです。年も年なので最後かもしれないけど、1年やりきれば、2年と続くかもしれない。悔いのない毎日を送れば…」

 言葉通り、開幕から先発ローテを守っている。

 1980年度生まれのいわゆる“松坂世代”。通算142勝の杉内俊哉(巨人など)、通算1865安打の村田修一(巨人など)ら人材豊富で94人がプロ入りしたが、いま現役で残るのは、和田を含め投手の西武・松坂大輔、阪神・藤川球児、楽天・久保裕也、野手ではコーチ兼任の渡辺直人とわずか5人である。

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