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【阿部耕三 英語名言自己流翻訳術】男子テニス界のコロナ騒動は「clean up」どころか拡大の一途

He has a lot to clean up. It has been terrible for our sport this past week.

 「名誉挽回のために彼にはすべきことがいっぱいだ。とにかくわれわれテニス界にとって、ひどい日々だった」

 男子テニスの世界ナンバーワン、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が母国とクロアチアで主催した非公式戦「アドリアツアー」で自身も含め新型コロナウイルスの感染者が続出したことについて、世界中から非難が続いている。このコメントはダブルスの名手だった豪州のトッド・ウッドブリッジ氏のもの。ジョコビッチは全米オープンの主催者が感染予防のため科した厳しい条件に不満を漏らす一方で、自身が主催した試合では3密を許し、夜にはナイトクラブでダンスする姿が公になった。本人は一応、陳謝したが、「大会を許可した国では厳しいルールではなかった」と言い訳。さらにジョコビッチの父親が最初に感染が判明したグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を名指しし、「奴が来なければこんなことにならなかった」と恨みがましいコメントをして、騒動は拡大の一途だ。

 「clean up」は掃除してきれいにする、修復するという意味があり、野球のクリーンアップは「走者を一掃することのできる4番打者」を示す。騒動をクリーンアップ(一掃)するにはATPの選手会長を辞めるしかないとの声も出ている。(阿部耕三)

 

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