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【江尻良文の快説・怪説】楽天相手に惨敗 ソフトバンク“ヘッドハンティング”不発

 本拠地で首位楽天と今季初対決の6連戦に臨んだソフトバンクは、初戦こそ制したが2、3戦目と惨敗。首脳陣人事を巡る番外戦もある今季パ・リーグの注目カードで、いきなりの大誤算だ。

 ホークスベンチの平石洋介打撃兼野手総合コーチ(40)は、昨季まで率いた楽天の戦いぶりに何を思ったか。

 昨季の楽天監督就任時は球団初の生え抜き指揮官として注目を集め、見事にAクラスの3位入りを果たした。ところが、2軍フロントに配転を命じられ、この人事を不満として退団。ライバル球団に転出した。

 期待される使命は明白。西武に2連覇を許しているソフトバンクに、3年ぶりの優勝をもたらすことだ。チーム内部からでは分からない、他球団の監督としての冷静な“目”に期待してのへッドハンティングだろう。

 楽天は平石前監督の後任として、確執がうわさされた石井GMがヤクルト時代からの子飼いの三木新監督を抜擢。3カ月遅れの開幕から、評論家諸氏が誰も予想しなかった快進撃で首位を走る。

 因縁のソフトバンクとの初対決シリーズでも、2戦連続の大量得点で圧倒。「ウチの目標はAクラス入りではなく、あくまで優勝だ」と大見得を切った石井GMとすれば、まだペナントレースは始まったばかりとはいえ、現状は鼻高々の心境だろう。(江尻良文)

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