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ギリギリ39歳…松坂大輔と藤川球児、間違えられない「売りどころ」と「引き際」 (2/3ページ)

 以降は2軍で調整を続けてきたが、最後の実戦登板から1カ月後というタイミングで長期離脱を伴う手術に踏み切った。球団幹部は「しっかりリハビリしてほしい。ファンも待っているし、今季中にメットライフドームに戻ってきてもらいたい」と話すが、球団関係者は「どれだけ早くても、10月中に戻ってこれるかどうか」とみる。首脳陣からは「今季はもう無理だろう」と絶望視する声も聞こえてくる。

 もっとも、営業サイドにとってみればありがたい英断だろう。西武で一時代を築いた元エースの古巣復帰に、集客力を見込んでソロバンを弾いた側面は否めない。だがコロナ禍で無観客での開幕となり、8月1日から収容人数の50%まで客入れを解禁する予定も、首都圏で感染が再拡大して不透明感を増してきた。

 大して観客を入れられないシーズンに、集客力があるスターに体調不安を抱えたまま、無理を押して投げてもらう必要はない。スタンドを満員にできる環境が整ってから、元気にフル回転してもらうことが全方位的に得策といえる。高校時代から大人の世界の仕組みを見てきた怪物も当然、自分の売りどころはよくわきまえているはずだ。(片岡将)

 ■藤川、問われる「再昇格」のタイミング

 逆転弾を浴びて早くも今季2度目のセーブ失敗となった、11日のDeNA戦から一夜明けて藤川は2軍行きを決意。右肩のコンディション不良を理由に、「大事なポジションなだけに、今の状態ではチームの力になれない。一日も早くコンディションを回復させられるように努めます」と球団を通じてコメントした。

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