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甲子園のヤジより危ない!? 球団関係者が恐れる、阪神ファン“3密2次会”

 本拠地・甲子園球場で上限5000人の客入れを解禁後、阪神戦ではガイドライン違反のヤジが続出。さらに試合後の球場周辺で自然発生する、“3密”の恒例儀式に警戒が強まっている。

 NPBが新型コロナウイルス対策で定めたガイドラインにより、甲子園の名物応援から球団歌「六甲おろし」の大合唱や、7回攻撃前のジェット風船が姿を消した。声を張り上げての応援も厳禁だが、「新しい観戦様式」に対応できない虎党が飛ばすヤジが、試合進行を妨げている。

 スタンドから飛んだ怒号に対し、球審が注意しても収まらず。「声を出すことはおやめください」との場内アナウンスに拍手が起きる一方、さらにヤジる観客も。今月に入って10勝4敗とV字回復で借金を完済し、チームの戦いぶりに不満をぶつける声は減りそうだが、勝ったら勝ったで別の心配が首をもたげる。

 球場関係者が最も恐れる“3密”リスクが、甲子園で阪神が勝利した後に開かれる「2次会」なる儀式だ。球場正面から甲子園駅までの道中、阪神高速の高架下にどこからともなく100人単位の虎党が集い、その日のヒーローたたえて応援歌を大合唱。さらに、歴代優勝メンバーの懐かしの応援歌をメドレーで熱唱するなど、メガホンをたたきながら大騒ぎするのが恒例となっていた。

 「今季はまだ一度も起きていないが、3密の危険がある。絶対に集めさせません!」と球場関係者。関西でも再流行の兆しが見えるなか、甲子園からクラスターを発生させるわけにはいかない。 (山戸英州)

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