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【江尻良文の快説・怪説】巨人“包囲網”の緊急必要性 独走態勢…CSないぞ!

 新型コロナウイルス伝染の影響で変則ペナントレースのプロ野球界。独走態勢をちらつかせる巨人包囲網の必要性が求められている。

 例年と違い、セ・リーグはクライマックスシリーズ(CS)中止。5球団が打倒・巨人で早めに結束しないと大変なことになる。

 昨季までは2位と3位のCSファーストステージ。勝ち抜いたチームがCSファイナルステージで1位チームと対戦。勝った方が日本シリーズに進出。

 3年前に3位だったラミレス監督率いるDeNAが、CSファイナルステージでリーグ優勝の広島に勝利。セ・リーグ史上初の下克上日本シリーズ出場を果たしている。

 が、今季は敗者復活戦のCSはなし。「3位までに入り、CSに出れば、なんとなく合格ライン。2位ならCSファーストステージの主催ができるので、大金も入る」というCS頼みに慣れ親しんでしまった弊害の一掃が急務だ。

 「巨人が独走気配といってもまだ30試合も消化していない」などと、のんびり構えていたら大変なことになる。他5球団は改めて緊張感を持って、巨人戦には調子の良い投手、エース格をぶつけるなどの対策が求められる。

 かつて無敵のV9巨人時代には「5球団で結束して巨人包囲網」というのが常識だった。が、2007年から導入されたCS制度にドップリつかってしまった現状打破には、改めて意識改革が必要だろう。

 他球団の首脳陣は今からナインに対し「打倒・巨人。巨人をこれ以上、走らせるな!」と、警戒警報を発令。危機感を抱かせないと、手遅れになりかねない。 (江尻良文)

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